施設や工場、分譲マンション等で導入する防犯カメラは業務用の電気製品です。信頼できる製品を導入すれば、カメラは10年位は使用できると思います。
法定耐用年数の話ではありませんが、少し以下に記します。
いろいろな機器の法定耐用年数は、国税庁のホームページに耐用年数表がありますが見やすいのは、以下の東京都主税局の機械及び装置以外の有形減価償却資産の耐用年数表【全体】です。
東京都主税局のページの13/15ページの一番下に「4.光学機器及び写真製作機器」があります。これが防犯カメラに適用になると、5年となります。
なお、防犯カメラやビデオレコーダーという、合致した項目はありません。
機械及び装置以外の有形減価償却資産の耐用年数表【全体】 (pdf.)
この表を参考にするか、詳しくは最寄の税務署に聞いたほうが良いです。筆者も他の機器の法定耐用年数について聞いたことがあります。税務署ではきちっと教えてくれるはずです。その他、リース会社に聞いてもいいですね。
ビデオレコーダーのハードディスクは消耗品
本題です。耐用に一番気を使うのはビデオレコーダーです。今の主流はハードディスクに映像を録画しています。
24時間365日、毎日、連続録画をしていますので、定期的にハードディスクの交換が必要です。
当社では3~4年を過ぎたころからハードディスクの交換をお客様に提案しています。
各製造元では、20000~30000時間毎の交換を推奨しているところが多いです。ハードディスクは消耗品とご理解お願いします。


ハードディスクは突然、クラッシュ(IT用語辞典)することがあります。
ハードディスクがクラッシュしたときに、たまたま何か事件が発生してもその決定的な場面は録画されません。それを避けるために、ハードディスク交換の費用を予算化することを勧めます。
また、このハードディスクの交換費用と1年毎のカメラの清掃をセットして、保守契約を結ぶのも良いでしょう。
最近では、金融機関や公的な建物の防犯カメラシステムは、ハードディスクを二重化して、同じ映像を2システムのハードディスクへ録画している例もあります。
その他、クラウドサービスと契約して現地とクラウドの両方で録画する手もあります。
また、ビデオレコーダー内蔵の放熱ファンも数年に一度は交換した方が良いでしょう。
ハードディスクの交換といっしょに頼んでください。
以前、真夏に放熱ファンが止まって、レコーダーが異常に暑くなって調子が悪くなった
ことがありました。
2025年3月
ハードディスクの故障やクラッシュは少なくなりました。
故障は普通、ビデオレコーダーのエラーのログを見ると書き込み不良が多いです。
そこで交換してもいいですが、その後半年程度使用してもエラーが全くでなかったこともありました。
10年以上前に導入した500GBを搭載しているビデオレコーダーは未だ現役で故障知らずも結構あります。
現在弊社で販売している防犯カメラ用ビデオレコーダーは4TBのハードディスクを搭載
していることが多いです。7~8年前に導入した4TBのハードディスクは故障が頻繁では
ありませんが10%前後は3年位でクラッシュしました。最近はだいぶ故障も少なく落ち
着いて来ています。2TBのハードディスクはまったく故障知らずが多いです。
個人的な感想ですが、ここ数年発売のいわゆる内蔵型ハードディスクは外形が薄くなり、軽くなりました。作動音も以前に比べ静かになりました。それと、放熱ファンは故障しなくなりました。
また、最近の金融機関の防犯カメラの映像はデータセンターのクラウドに保管している
ことが多いようです。
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